2018年04月06日

[成功事例]自動車用アルミホイールの膜厚管理に、パウダータグ(非接触膜厚計)

光で測るから、非接触・高精度・超簡単。
だから、粉体塗装の硬化前データが正確に取得できる。

【課題とパウダータグの適応】
レクサスなどの高級車のオーナーは、車のメンテナンスをご自身でやられる方も多く、
ホイールの清掃も念入りにされているケースがほとんどです。
ホイールは、塗りムラや膜厚不足による下地の透けが目立ってしまうとクレーム対象になってしまいます。
高級車を選ぶお客様の厳しい評価に耐える塗装の品質を維持するための、
膜厚管理の社内基準を共有することでクレームの発生を最小限にしていきたいのです。

img20180404_01.jpg

【使用条件】
ユーザー:高級車用アルミホイール製造メーカー
用途:自動車用アルミホイールの粉体塗装
粉体の色:グレー、黒
素地:アルミ
膜厚管理幅:30μm〜200μm


【デモ時測定結果】
●粉体色グレーの場合:ご担当者様の塗装感覚では「60μm前後ねらい」だったが、実際にパウダータグによる計測結果は、硬化前のTAGによる計測(58μm)、硬化後の電磁式膜厚計による計測で(61μm)という結果でした。
●粉体色黒色:ご担当者様の塗装感覚では、「80μm前後ねらい」だったが、TAGによる硬化前計測(118μm)、硬化後の電磁式膜厚計による計測で(120μm)という結果でした。

⇒素地(アルミ)の厚みや形状によるバラつきはみられませんでした。
⇒サンプルテストの立ち合いをされていたご担当者様も最新の膜厚計の高性能に、驚を隠かくせない様子でした。
⇒クレームの対象となりやすい箇所はホイールナット溝の側面部分で、この箇所の膜厚管理が難しく、重要とのことでした。

※下図写真のTarget部分となります
img20180404_02.jpg



posted by COTEC(コーテック) at 09:00 | Comment(0) | パウダータグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年08月29日

膜厚管理の難しい意匠性粉体塗装の現場で実力を発揮[PowderTAG]

【PowderTAG(フォトサーマル方式・粉体塗装膜厚計)導入事例(NO.1)】

今回ご紹介するのは、工業用の機械設備やロボットの外装塗膜に意匠性粉体塗料を使用されているメーカー様での導入事例です。
普段の生活や職場でご覧になったことがある皆さんもきっといらしゃるのではないでしょうか。

img_0824_01.jpg


■PowderTAGが採用されるための管理用件は?

・求めている膜厚の範囲内に収まっているか確認する
・厚塗り・薄塗りの箇所はないか確認する

乾燥後に電磁式膜厚計で測定して、ここは厚膜・薄膜だったね...とわかってもやり直すことはできません
そのため、パウダータグで粉体の状態で管理したい。

■導入に成功すれば、達成できること!
・厚膜・薄膜箇所を硬化前に発見して、修正作業ができる。(不良回避)
・熟練の目利きが必要なくなる→誰でも求めている膜厚に塗装することができるようになる。(作業性UP)
・粉体の状態で膜厚管理ができるので、粉を余分に使用しなくて済む。(コスト削減)

■そもそも、意匠性粉体塗料(模様塗料)とは?
意匠性粉体塗料は「特殊な技法を用いることなく、
通常の塗装方法で一定の凹凸感のある塗膜を再現ができる塗料のこと」で、
粉を吹き付けたときは、フラットな状態になり、焼き付け(乾燥)すると凹凸のある面になるという不思議な塗料です。

img_0824_02.jpg

■意匠性粉体塗料(模様塗料)の膜厚管理上の課題は?
意匠性塗料は厚塗り、薄塗りしてしまうと、凹凸の形状が変わってしまいます。
そのため、塗装面での塗膜厚の違いが凹凸面の模様の不揃い
結果として統一感の欠如といった問題が生じやすいともいえます。

■意匠性粉体塗料(模様塗料)は塗装膜厚を指定しているケースが多い!
乾燥後の凹凸のバラツキ回避のため、例えば意匠性塗料は90μm〜110μmの範囲まで
といった塗装の膜厚範囲を指定しているケースがほとんどです。
しかし、粉体時はフラットな状態でも、焼き付け(乾燥)後は凹凸面になってしまうので、
焼き付け(乾燥)後の状態で電磁式膜厚計での膜厚管理は難しいとお声を頂いております。
凹凸面での山部と谷部で膜厚の差の変動が大きいため、
何度も測定してその平均値を見るといった管理にならざるを得ません。

■PowderTAGの非接触測定の特長を生かせないか!?
そこで、硬化前にPowderTAGで計測したデータと、硬化後にポジテクター6000(高精度な電磁式膜厚計)で計測した数値の誤差が、
「この程度なら実用上問題なく、使えるね!」を検証するための実験を実施しました。

以下の図表が実験データになります。
※画像をクリックすると、PDFデータをご覧いらだけます。
⇒実験結果による誤差の範囲は、測定精度の範囲内であることがわかりました。

img_0824_03.jpg


電磁式膜厚計での膜厚管理に苦労されている方には朗報ですね!!


■戸村の教訓:
データの積み重ねが、製品評価への自信を深める。

その他のパウダータグ 活用事例を弊社HPにアップしています!
 詳しくは下記リンクより!





posted by COTEC(コーテック) at 08:00 | Comment(0) | パウダータグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする